蔵部について
「函館育ち ふっくりんこ」に関する栽培・生産・出荷基準 (2007年=平成19年産)
お米づくりのガイドライン。「函館育ち ふっくりんこ」の生産にあたって、わたしたち生産者(「函館育ち ふっくりんこ蔵部」のメンバー)みずから厳しい基準を定めています。
目 的
この栽培・生産・出荷基準は、実需者および消費者が望む「函館育ち ふっくりんこ」の品質と出荷数量を確保するための基本として設ける。
栽培・生産基準
- 土壌診断を実施し、分析に基づく適正施肥をおこなう。
※土壌診断は3年おきに実施する。
※土壌分析における可吸態窒素が15mg/100g以下が望ましい。 - ケイ酸資材は、土壌診断に基づく施肥量を、毎年ごとに施用する。
- 収穫後の稲わらは、全量をほ場外に搬出し、稲わら搬出の後に秋起しをおこなう。
※稲わらを搬出できない場合は、最低でも秋鋤込みをする。
※生産ほ場条件などや過去の成績を、栽培者が考慮し判断しておこなうこと。 - 収穫後または春耕起の前に、心土破砕などの透排水性改善をおこなう。
※生産ほ場条件などや過去の成績を、栽培者が考慮し判断しておこなうこと。 - 種子は、指定採種ほ産種子を使用し、毎年更新する。
※自家採種や譲渡はおこなわない。 - 重要病害虫カメムシ、いもち病の予察をおこなう。
- 農薬は普通物を使用し、病害虫防除基準を厳守する。予察結果に基づき的確に安全防除をおこなう。
- 適期内での移植および他の品種よりも先に移植をおこなう。
※中苗マット5月17日〜25日/成苗ポット5月14日〜25日 - 苗の栽植密度は、中苗マットでは1×1平方メートルあたり27株以上、成苗ポットでは1×1平方メートルあたり23株以上とする。
- 基盤整備田や復元田は、水稲連作3年目より作付を開始する。
- 2年続けて平均精米タンパク値が7.6%以上の実績となった場合は、翌年の種子供給および作付けができないものとする。
※ただし、ほ場により成績が確定できる場合は、ほ場条件・栽培生産基準を再精査して各稲作部会で協議する。
出荷基準
- かならず試し刈り玄米で収穫適期を判定し、適期収穫をおこなう。
- 異種穀粒・異品種・もち米・籾(もみ)・雑草種子・その他の異物などは絶対に混入しない。
- 2段乾燥とし、適正な乾燥調製をおこなう。
- 生産栽培履歴を完全記帳し提出する。
- 低タンパク仕分米での出荷を基本とする。(タンパク値6.8%以下)
- 指定施設への出荷を基本とする。(受益地区施設を利用する)
- 低品位の取扱いは別途協議とする。
品質基準設定
- 整粒歩合:80%以上を生産基本とする。
- 玄米白度:19.5%以上を生産確保とする。
- 精米タンパク:6.8%以下目標とする。
- 精米タンパク:7.6%以上は取扱別途協議する。
- 異常気象等により、品質維時・ロット確保が困難な場合の取扱いは改めて協議する。
品位別精算格差
- I ランク:タンパク6.5%以下
- II ランク:タンパク6.6〜6.8%
- III ランク:タンパク6.9〜7.5%
- IV ランク:タンパク7.6%以上
※ただし、生産努力が反映された共計精算で格差を区分し精算格差を設ける。





